疼痛に対する患者教育

公森 隆夫 先生
<核となるポイント>
- 疼痛の理解と評価の再構築
- 痛みは「症候」
- 原因となる機能不全に焦点
- 教育的疼痛管理
- 過度な疼痛再現を避ける
- 理解と行動変容を促す
- 自己効力感を育てる介入
- 依存の軽減とセルフマネジメント
- 再発予防へつなげる
<参考文献>
- Paris, S. V. (1985). The role of the physical therapist in pain control programmes. Clinics in Anaesthesiology, 3(1), 155–167.

阿久澤 弘 先生
<核となるポイント>
- クリニカルリーズニングに基づき、疼痛の原因組織、その組織の修復や炎症の程度、疼痛に対する患者自身の考え方や捉え方、痛みの機構分類を総合的に評価する必要がある。
- 評価に基づき、直接的な疼痛軽減や、関連因子に対する介入、認知行動療法的な介入など、それぞれの患者に適した治療アプローチを選択する。
<参考文献>
- Clinical Reasoning in Musculoskeletal Practice, 2nd Edition
- Explain Pain